私は、アラフォー独女。

このかた、彼氏がいたことはない。

彼氏ができかけたことはあった。でも、私のワキガのせいでいつの間にか音信不通になった・・・。

ワキガ対策したんだけどな。

いや、気のせいなのかもわからない。

でも、愛情を確かめるための行為にいきかけたその次の日に忙しいというメールが入って、その後彼からメールの返信はなかった。

電話番号は使われていないと、ガイダンスの女性は何度も繰り返した。

風の噂によれば、彼は数人の女性と関係があったようだ。

私は、ただ遊ばれていただけ。

私のワキガのせいでフラれたというのは、私の勘違いかもしれない。

これも、噂なんだけど、お金がらみである女性に訴えられて、雲隠れしたとかしないとか。

そのタイミングで、音信不通になったようだ。

と、私がつらくないように、友達が作り話をしてくれたのかもしれない。

でも、その経験がきっかけで、私のこころのシャッターは閉まったままアラフォーになり、今だ独身を貫き、今後も結婚する気も彼氏を作る気もない。

というか、できないだろうし、無理して傷つくのもゴメンだ。

私の家族はみんなワキガ。

じいちゃん、ばあちゃん、とうちゃん、かあちゃん。

み~んなそう。

ワキガってフェロモンが関係しているから、思春期頃をピークに、じょじょに臭いが軽くなっていく。

私の家族はみ~んなワキガだから、それが普通だと思っていたし、特に気にしてもいなった。

うちは農家だから、会社務めをすることもないし、汗をよくかくから、代謝もいい。

そんなに臭くはないと言えば、臭くはない。

こんなもんでしょって感じ。

でも、私は違う。

農業を継ぐことは考えられなかったし、早くこの田舎から出て都会に行きたかった。

だって、村に子供は私と隣の家(と言っても遠い)の家族と、そのまた隣の家族の合計6人だけだったから。

私は、すくすく育った。

そして、高校進学と共に都会に出ることになったんだ。

夢にまで見た、都会での生活。

家が農家だから、食べるものには困らなかった。

だけど、私に待ち受けていたのは、周りから送られる視線とひそひそ声、鼻を抑えるクラスメートの不審な様子。

私は、高校で初めて自分がワキガだと思い知らされることになった。

「ワキガって知ってる?」

というクラスメートの質問に、ワキガという蛾がいるのかと思って、蛾のこと?って答えた。

クラスメートがみんな笑った。

私は、ワキガって何?とキョトンとした顔で質問し返した。

クラスメートのいかにもインテリ系の男子が、

「ワキガとは、アポクリン汗腺から出る汗が原因で発生する、独特の刺激臭である」

メガネの真ん中を指で上げながら答えた。

周りは、へ~とか、そんなのがあるんだ~とか、ざわざわしていたけど、私に質問してきた子は、まぁいいやといい、私から離れていった。

ということで、その後の私のエピソードを交えながら、ワキガと体臭対策について調べて実践したことを書いていこうと思う。